食物アレルギーの子を持つ親の会は食物アレルギーとアナフィラキシーを学び、仲間と日々の問題や悩み解決する取り組みを行っています

東日本大震災が起きて３ヶ月が経ちました。
広範囲にわたる被害の深さと大きさに、ガレキもそのままの被災地も多く、復興が進んでおりません。また、福島第一原子力発電所の事故も収束にはいたらず、避難を余儀なくされる方が増えるばかりです。
被災された方々の１日も早い生活再建と街の復興を願わずにはいられません。

食物アレルギーの子を持つ親の会では、ホームページから被災地の食物アレルギーの子どもたちを支援するためのご協力をお願いいたしましたところ、多くの皆さまや団体、企業から物資提供のお申し出や義援金のお振り込みをいただきました。心よりお礼申し上げます。

私どもは、みなさまからお預かりしました食物アレルギー児に対する温かいお気持ちを届けるために、以下の支援をしてまいりました。


【３月】
・日本小児アレルギー学会と連携して、拠点となる医療機関や行政機関に物資搬送を企業に依頼しました
・被災地の行政機関と連携し、企業の協力を得て４つの拠点にアレルギー食品を搬送しました。
　搬送協力企業からは、お絵かき帳やクレヨンなどのプレゼントがありました。
・避難先に物資を搬送しました（２件）
・医療機関に物資を送りました（２件）
・個人宅に物資を送りました（７件）

【４月】
・被災地中核医療機関に物資を送りました
・被災地の行政機関と連携し、企業の協力を得て４つの拠点に食品を搬送しました
　搬送協力企業からは、お絵かき帳やクレヨンなどのプレゼントがありました
・行政機関に食品を送りました
・保育所に食品を送りました
・医療機関に食品を送りました
・避難先に水・食品・衣類・ぬいぐるみ・弁当グッズ・本を送りました（１０件）
・つくば市で支援活動のつどいを開催しました

【５月】
・医療機関に食品を送りました
・保育所に食品を送りました
・避難先に水・食品・衣類を送りました（５件）

【６月】
・気仙沼で炊き出しを行いました
・避難所に物資を送りました（２件）
・行政機関の依頼により、６か所の拠点にアレルギー対応ミルクを送りました
・被災地の幼稚園に食品を送りました
・避難先に食品と本を送りました
・避難先に水と食品を送りました（2件）
・避難先に衣類と子ども用品を送りました（２件）
 

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食物アレルギーの子を持つご家族の中には、家を流失された方も少なくありません。
できるだけの生活支援はもちろんのこと、子どもたちの心のケアも必要と考えております。
毎晩怖い夢を見て泣く子どもたち、風が吹いただけで「地震なの？」と怯える子どもたち、何も言わずに頑張る子の話を聞くたびに、被災した食物アレルギー児に笑顔が戻るための活動を続けなければと思います。
引き続き、みなさまのご支援とご協力をお願いいたします。